親指ボロボロのアングラーと繋がりたい。
ど~も!一方的にメガバスを愛する管理人のジェイチです。
今回はバスアングラーなら一度は聞いたことがあるルアー、POP-Xについて解説いたします。
このブログを書いている5月~6月頃がトップウォータープラグが最も輝く季節と言っても過言ではありません。
今年初めてPOP-Xで遊ぶ方やPOP-Xを使用したことない方、使い方や出しどころが分からない方まで是非とも最後までお付き合いをお願いいたします。
今以上にPOP-Xで楽しく釣りが出来るようになります!!
それでは解説スタートです^^
POP-Xとは
1996年に発売し、トップウォータープラグ界に激震が走ったルアーがPOP-Xです。
全長64mm、重さ1/4oz.のサイズでデビュー。
独特のカップ形状と美しいフォルム、そしてずっと眺めていたくなる綺麗な塗装でいまだ大人気のルアーです。
POP-Xの他に、ワンサイズ大きいPOP-MAXやワンサイズ小さいBABY POP-Xとその時々にマッチしたPOP-Xを使用できるように様々な種類が発売しております。
POP-Xの特徴
カップ形状
このルアーの特徴と言えば、一目瞭然ですが独特なカップ形状にあります。
ウォーターダクトというカップに穴が開いている構造になります。
このカップ形状により、カップで受けた水が後方へと排出され艶めかしいサウンドとスプラッシュを発生させます。
アクション
POP-Xはネチネチと移動距離を抑えつつ首を振り、ナチュラルサウンドでバスにアピールするのが特徴です。
特に首振り時にロールを伴いアクションする動きは、水面下だけでなく中層からディープに待機するバスまでもフラッシングによるアピールでバスを引っ張り出してくれるような気さえもします。
アピール力が高いルアーではなく、ナチュラルに誘いたい時や移動距離を抑えて動かしたい時、ここぞのポイントでポッパーを投げたい時に投入するのがおススメです。
水中姿勢
キャスト後にルアーを止めると、POP-Xの顔だけを水面に出すような姿勢となります。
水面までバスが出きらない状況やついばむようなバイト時にも、お尻はしっかりと水中に沈んでいますのでフッキングまで持ち込めます。
また顔だけ水面に出す姿はカエルが水面から顔を出すようなす姿にそっくりですので、カエルを捕食している状況ではハマりやすくなるのではないかと思います。
POP-Xの使用方法
基本操作方法
基本的な操作方法は通常のポッパーを使用するのと変わらない方法です。
- POP-Xをキャストする
- 着水後、波紋が消えるまで放置する
- 波紋が消えたらトゥイッチ3~4回
- トゥイッチ後はポーズ。動かさずしっかりと止めましょう。
- 3と4を繰り返す
上記方法が基本アクションとなります。
ポイントは着水後とトゥイッチ後はしっかりと止めること。
着水後に波紋が消えるまで止める理由としては、ルアーがバスの近くに落ちるとバスがビックリしてルアーから逃げてしまうためです。
逃げたバスはそのまま場所を離れるか、ルアーを気にするか、どちらかの動きをするケースが多いので、興味を持ち振り返ってくれたバスに喰わせの間を与えるためにワザと止めています。
他にも着水地点から遠い場所に待機するバスに気づいてもらった際に、ルアーを止めることでバスがルアーに近づきルアーとの距離を縮めることができるため着水後もしっかりと止めるようにしています。
トゥイッチ後止める理由も同じで、喰わせの間を作ることが理由です。
ポイントは、ラインテンションをしっかりと抜いてあげること。
ラインテンションが掛かっていると惰性でPOP-Xが手前へ移動してしまいます。
トゥイッチ中よりも止めているポーズ中のほうがバイト数は多いと感じます。
ルアーが止まっている時がバイトチャンスですので、テンションを抜いて完全停止状態にしてあげましょう。
パニックアクション
基本操作方法以外にもパニックアクションでバスにアピールする方法もおすすめです。
こちらの使いどころはエビが沸いている状況で使用します。
護岸等にエビが張り付いている状況でエビが逃げるようなイメージでPOP-Xを使用します。
- POP-Xをキャストする
- 着水後すぐにトゥイッチアクション開始
- 連続トゥイッチでエビが逃げるようなアクションを続ける
- トゥイッチしながら糸ふけを巻き取る
- 3と4を繰り返す
基本操作方法との違いは、ルアーを止めないことです。
ポイントとしましては、こちらのパニックアクションはバスから逃げるエビの動きを演出しますので、ルアーを止めずにひたすらトゥイッチアクションを続けること。
スイッチが入ったバスは襲うようにアタックしてきますので、エキサイティングなバイトを見ることができます。
連続でトゥイッチを続けると手首が痛くなってきますので注意が必要です。
POP-X おすすめ時期
POP-Xを投入するタイミングはアフター期がおススメです。
アフターのバスの特徴としては、体力が少ないことと、栄養価の高いベイトを捕食しようとすること、そして簡単に捕食しやすい場所で待機していることが特徴だと言われています。
産卵により体力がなくなり、いち早く回復するためにも手っ取り早く捕食したいという感じだと思います。
そんな状況のバスにおいてPOP-Xが有効です。
POP-Xは移動距離を抑えたトゥイッチアクションやポーズが基本となりますので、体力の落ちたバスにとっては捕食しやすく、また虫やエビといった栄養価の高いベイトをイメージして使用するので、捕食対象になりやすいです。
そしてトップウォータープラグですので、水面化でルアー操作をすることになります。
水面というのは見えない壁みたいなものです。
水面から上には逃げ道がないことからバスにとっては追い込みやすい場所になります。
よってアフター期はPOP-Xが多く活躍できるのでどんどん投入していきましょう!
アフター期以外も真夏の早朝・夕方や初秋くらいまでは全然使えますので状況に合わせて使用してみてください。
POP-X 出しどころ
オーバーハング
POP-X以外でもよく釣れる鉄板場所がオーバーハング。
特に夏場の日差しが強い時期にはバスが好んで付きやすく、落ちてくる昆虫をメインに待機している場合が多いです。
落下昆虫をイメージでき、ナチュラルサウンドと移動距離を抑えた首振りでバスにアピールすることができます。
護岸・リップラップ帯
5月~6月頃のエビが活発に活動し始める時期にはこの護岸やリップラップにエビが付き始めます。
護岸の壁へエビを追い詰めるようなイメージでPOP-Xをパニックアクションで使用するとバスからの反応を得やすくなります。
リップラップもエビ等の甲殻類が住む場所となりやすいので、エビを意識したバスからは好反応です。
タックルセッティング
POP-Xを使用するにあたって重要となるのがロッドとラインになると考えます。
POP-Xの良さの移動距離を抑えた首振りアクションとナチュラルサウンドを出すことができるかが重要になります。
ロッド
ロッドは固すぎず、操作しやすいレングスであるかがポイントです。
硬すぎるロッドはPOP-Xの動きが硬くなり、ネチネチした首振り操作がしにくくなります。
デストロイヤー F1-63X POPX STICK
ロッドの名にPOP-Xが入るように、POP-X等の小型プラグを使用する際におすすめのロッドとなります。
小型プラグを操作しやすい6.3のレングスと移動距離を抑えたアクションが出しやすいスローテーパー使用となります。
POP-Xの良さを最大限まで引き出す現段階での最高ロッドがこちらのPOX STICKとなります。
LEVANTE F4-68LV
POP-X以外のルアーにも使用したい時、バーサタイルに使用することができるロッドがこちらのLEVANTE F4-68LVになります。
POP-X専用ではありませんが、ロッドパワーはミディアムで硬すぎず、レギュラーテーパー使用で問題なくPOP-Xを操作することが可能となります。
飛距離が欲しい場面でも6.8のレングスで遠くへキャストすることも可能です。
ライン
トップウォーターの中で、止めて誘うルアーではフロロよりナイロンラインのほうがきれいなアクションが出せます。
よってPOP-X使用時もナイロンラインがおススメです。
サンライン・マシンガンキャスト
低伸度ナイロンラインとP-Ion搭載で格段に上がった耐久性が特徴のナイロンラインになります。
遠投先でのフッキングにおいては、ラインの伸びが少なくフッキングパワーをロストすることなく伝達できるのが特徴のラインになります。
ナイロンラインのデメリットを解消してくれるラインとなります。
まとめ
バイトが丸見えでバスフィッシングの醍醐味が味わえるPOP-Xの釣り。
ルアーの特徴と操作を理解し5月~初秋くらいまでは活躍の機会があるので是非とも使用してみてください。
毎年期間限定カラーがリリースされ続ける大人気ルアーです。
現場で使用する以外にもコレクションとして収集するのも面白いですね!
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