ど~も!!皆さんの親指をボロボロにすることを目標にブログを書いているジェイチです。
今回はスリーパーシリーズの最新作スリーパークローを紹介します。
一年間使用し続け感じたルアーの魅力や使用方法をまとめてみました。
ザリ系の甲殻類が動き始める春から、荒食いの晩秋まで、ほぼ一年間楽しめるスリーパークロー。
皆様の釣りのお役に立てれば幸いです。
最後までお付き合いよろしくお願いします。
スリーパークローとは
2023年に発売したザリガニの姿をしたルアーがスリーパークローです。
メガバスからはダークスリーパーやスリーパーギルといったような『スリーパー』シリーズがありますが、スリーパーシリーズの3番目にデビューしたのが今回の主役のスリーパークローです。
ワームのような柔らかい素材で出来ており、スリーパーシリーズの特徴であるフックポイントは隠し、
フックの違和感を最小限にしております。
そして、ダークスリーパーと同じように基本アクションはボトムをズル引きで仕掛けていきます。
サイズ展開は2024年4月現在で、一種類のみとなっております。
サイズ:3inch
ウエイト:5/8oz.
特徴
スリーパークローの特徴は3つあります。
基本的な特徴はダークスリーパーと同じだと感じておりますので、ダークスリーパーの記事を読んでいただければと思います。
ダークスリーパーとの使い分け
ダークスリーパーとスリーパークローは基本的にボトムでの使用がメインとなります。
そうなると、わざわざスリーパークローを買わなくても釣れるのでは??と思いませんか。
そこで今回は両者の使い分けを解説したいと思います。
アピール力
結論から言うと、スリーパークローがアピール力は上だと感じます。
本物のザリガニのように、二つの大きな爪がアクション発生後に威嚇するように上を向きます。
そして、爪がユラユラと動きスリーパークローを動かしていない時でもしっかりとアクションしてくれます。
爪以外にも、頭から生えている二本の触覚もピリピリと動きます。
また、ダークスリーパーと違いパーツ数も多いし、ルアー自体に体高もあるのでしっかりとアピールしてくれます。
詳しいアクションはメガバス公式サイトからご確認ください。
この魔力には抗えない。「SLEEPER CRAW」アクション動画
ただ巻き
ただ巻きで使用する場合は、ダークスリーパーが最適です。
テールがピリピリと動いてくれ、シャッドテールワームのような使用ができるところで分があると感じています。
ただ巻きとは少し違うかもしれませんが、ボトムのズル引きでの使用においては、スリーパークローも負けてはいません。
両者ともに、基本的な使用はボトムのズル引きでの使用です。
爪の動きも加わり、ズル引き時に止めた時のアピール力はバスを惹きつける力を持っていると感じます。
見た目
最後に各フィールドのベイトの種類で使い分けしていただけたらと思います。
ダークスリーパー:ハゼ・ゴリ系
スリーパークロー:ザリガニ系
筆者がよく行く釣り場には、そもそもザリガニがいないフィールドも存在します。
ザリガニ居ないならスリーパークロー投げる必要ないと思う方もいらっしゃるかと思いますが、安心してください。
ザリガニがいなくても、ガブガブ喰てきます。
これは、やはりルアーパワーのおかけでしょう。
いかなるバスもスリーパークローの誘惑からは逃れられないのです。
ルアーの出しどころ
流れが発生している場合
ブラインドでの使用も可能ですが、ダークスリーパー同様で根がかり回避能力は高くはありません。
むやみやたらに投げ散らかしていては、ロストの可能性が高くなります。
ので、スリーパークローの最適な出しどころは、バスが見えた時です!!
サイト戦においては筆者のなかでエース級の活躍をしてくれます。
特に河川等の流れが常に発生している場所においては、スリーパークローが大活躍です。
ルアーに水流が当たり続けることで、各パーツも動き続けることが出来き、アクションしていないときでもバスにしっかりアピールし続けることが可能となります。
流れが強すぎる場合でも、反転流や流れの緩くなった場所にバスが待機していますのでバスが見えたらキャストしてみてください。
下の写真では、橋脚側にメインチャンネルが入り、赤丸に近づくにつれて浅くなっていく地形です。
チャンネルから離れた場所になりますので、赤丸付近は流れが緩くなっています。
さらに、水草のストラクチャーが点在することでよりバスが付きやすい環境が整います。
バスの目線がボトムを向いている時
ボトムに目線が向いていると感じた時や、ボトムをついばむ様に餌を喰っているバスを発見した時は激熱です。
バスの周囲に障害物が少なければキャストしてみる価値ありです。
バスが潜んでいる可能性が高い場所
ここもキャストしてみる価値があります。
例えば、オーバーハングやスタンプ場、レイダウン等のストラクチャー周りはバスが付きやすい為キャストしておいて損はありません。
ただし、同じことを何度も言いますが根がかり回避性能は高くありませんので、キャスト後引っかかりを感じた場合は優しくほぐしてロストしないように気を付けましょう。
それでも、細い枝が入り込んでいるようなレイダウンであれば、根がかり率も低くなります。
実際にキャストしてみましたが、バスが潜んでいました。
枝にラインを引っかけてボトムまでルアーを送り込み、ロッドを細かく動かしアクションさせバイトを得られました。
なるべく奥へ送り込むことにより(赤丸付近)、壁+レイダウンの効果によりバスが口を使いやすくなります。
おすすめアクション方法
スリーパークローの場合は、ロッドでアクションを加えてあげるだけでOKです。
①バスが見えたら、バスの目線の先にルアーをキャストします。
②ボトムまでしっかりと沈めます。ボトム着底後、ルアーが勝手に威嚇体勢に入りますのでとりあえず沈めてください。
③バスが近づいてきたらロッドシェイクで爪をユラユラ動かしていきます。
④口を使う寸前であれば放置していたら勝手に喰ってきます。
ルアーに気づいていないようであれば、砂埃を上げるように強めにロッドを捌くことで見つけてもらいやすくなります。
また、ルアー放置で口を使わない場合は、微シェイクを加えみてください。
爪や触覚が細かに動き、最後の喰わせの決め手となっていると感じています。
タックルセッティング
ロッド
柔らかめのロッドではフッキングパワーが逃げてしまいしっかりと掛かってくれません。
おすすめは、MH~Hの硬めのロッドがおススメです。
レヴァンテシリーズ
筆者がメインで使用しているロッドです。
中~重量級のルアーをメインに幅広いゲーム展開を得意とする、ミディアムヘヴィバーサタイルロッドとなっております。
フッキング時にはしっかりと掛けることができ、ファイト時もロッドパワーでバスに主導権を与えることなく寄せることが可能です。
ロッド自体の長さは、6’11″ありますのでロングキャストしやすく、遠く離れたバスまでルアーを送り込むことができます。
デストロイヤーシリーズ
ロッド名称にダークスリーパーと入っているように、ダークスリーパー使用時の専用ロッドといっても過言ではありません。
スペックを見ても、スリーパークローを使用する場合も問題なく使えると思います。
デストロイヤーシリーズ
ロッドパワーが強く、フッキングがバシバシ決まるロッドとなります。
F6でありながら重量は126gと軽く操作しやすいロッドとなります。
ライン
ラインは太めのラインをお勧めします。
カバーを絡めた釣りではありませんが、フッキングの際、合わせ切れを防ぐ意味合いで太めのラインを使用しましょう。
過去に12lb.ラインで使用した際、合わせ切れを何度も経験し、苦い思いをしました。
またバスにとっても、ルアーが外れるまで口に付いていますので悪いことをしてしまいました。
その反省を生かして、ラインは16lb以上をお勧めします。
まとめ
サイト戦においては頼りになるスリーパークロー。
2023年に筆者が一番使用したルアーであり、一番釣ったルアーでもあります。
根がかり回避性能は今一つですが、その分食わせ能力はスリーパーシリーズの中でナンバーワンだと感じています。
何しても口を使わないバスがいましたら、スリーパークローを投入してみてください。
リアルフォルムからの爪アピールで簡単に口を使ってくれるかもしれません。
これからのサイトシーズン是非使用してみてください!
コメント