皆さんど~も!!
メガバスルアーを使用し、皆さんの親指をボロボロにすることを目標にブログを書いています。
今回紹介するルアーはトーナメントクローラーです。
5月に入るとバスを目視しやすくなり、釣り人のテンションが高くなりますね!
しかし、見えるけど全然ルアーを喰ってくれないことないですか?
4月頃は興味を示していた大きいルアー、巻いて釣れていた巻物系ルアー・・・。
5月頃から反応悪く感じませんか?
ここでは、5月~6月中旬ころの時期に反応しなかったバスに高確率にスイッチを入れることができるトーナメントクローラーについてまとめてみました。
トーナメントクローラーとは
トーナメントクローラーはストレートワームの中でもマテリアルが柔らかい素材で出来ています。
ワーム自体に張りがほとんどなく、例えるなら素麺のようなフニャフニャっとしたワームです。
柔らかい素材だからこそ、フォールスピードがゆっくりでワームをしっかりと見せることができるのでバスが口を使ってくれやすいのではないかと思います。
サイズ展開は3種類
- 3.5inch
- 4.5inch
- 5.5inch
個人的によく使用するサイズは、アピール力が最も強く、フォール中の動きが一番魅力的な5.5inchです。
なぜアフター期にトーナメントクローラーなのか
筆者がトーナメントクローラーを一番使用する時期は5月~6月です。
地域にもよりますが、大体5月~6月中旬頃はアフター(産卵終わりのバスのこと)のバスが多くなる時期です。
アフターのバスは、産卵を頑張ってきたため体力が落ちています。
そんなアフターのバスに巻物系やビッグベイトといったルアーを使用してもルアースピードについていけなかったり、ルアーサイズが大きすぎて捕食スイッチが入らなかったりする為、なかなか口を使ってはくれません。
では、どうすればアフターのバスに口を使ってもらえるのか。というと・・・
小さくて、食べやすいサイズのルアーを使用することです!!
体力の落ちているバスにとっては、手っ取り早く捕食でき、体力をいち早く回復することができるので効果的だと感じています。
そして、アフターのバスは中層や表層に浮く傾向が強いです。
仮に高比重のストレートワームを中層や表層に浮いているバスに投げたらどうなるでしょうか??
高比重の特性上ワームは速くボトムへ落ちていくことになります。
アフターのバスにとっては、フォールスピードの速いルアーを食べるよりは、ゆっくり落ちていくルアーのほうが食べやすいです。
トーナメントクローラーの場合、高比重ワームと違いフォールスピードはゆっくりです。
しっかりとフォールでバスに見せることが出来き、細身の食べやすいサイズ感でバスも口を使ってくれやすいのではないかと感じています。
トーナメントクローラーおすすめリグ
ストレートワームといえば、ノーシンカーワッキーを代表にネコリグ、ダウンショットリグ、ジグヘッドワッキー等・・・。
たくさんのリグで使用することが出来る万能ワームですよね?
トーナメントクローラーにおいても上記のようなリグで使用することも可能ですが、筆者のおススメするリグはノーシンカーワッキーです!
写真のようにマス針をトーナメントクローラーのハチマキ部に刺すだけの簡単なリグのことです。
ノーシンカーワッキーがおすすめな理由は、冒頭でも紹介した通りマテリアルが柔らかいからです。
一般的なストレートワームは素材に張りがあり、塩も多めに含まれているタイプが多いです。
そうのようなワームは、ワーム自体がブンブン動きながら沈むため、フォールスピードは速い傾向にあります。
トーナメントクローラーであれば、ゆっくりとフォールしていきますので、フォール中でのバイトが圧倒的に増えます。
マテリアルの柔らかさを最大限に発揮できるのがノーシンカーワッキーだと思います。
トーナメントクローラー使用上の注意点
流れがある場所では使いにくい
河川や、野池でのインレット等の水が動き続けている場所においては使いにくいと感じます。
トーナメントクローラー自体に自重がないので流されやすく、狙った場所へアプローチしにくいと感じます。
使用場所としては、流れが緩やかな場所や、流れが巻いている場所での使用がおススメです。
下の写真のように流れが直接当たる場所(赤丸)よりは、流れが緩やかな場所や巻いている場所(青丸)へキャストするのがおススメです。
濁りが強すぎると出番は控えめ
トーナメントクローラーのフォールはブルブルとアクションしながらフォールせず、ユラユラとフォールします。
濁りが強すぎると、トーナメントクローラーではアピールが弱くバスに見つけてもらいにくいです。
そのような場所では、ブルブルとアクションするワームへシフトするといいでしょう。
しかし、濁っていたとしても一級ポイントと分かっていれば、キャストする価値は十分にあります。
ナチュラルにユラユラと動くトーナメントクローラーで口を使ってもらいましょう。
ワームの耐久性が脆い
トーナメントクローラーは柔らかいマテリアルで出来ているため、バスがバイトしてきた際や、キャストした際にワームが飛んでいきやすいです。
あと、ギルバイトでもよく千切れます・・・(´;ω;`)
ワームの耐久性は強くないですが、その分食わせ能力はピカ一なので割り切るしかないでしょう。
しかし、このワーム問題は解決策があります!
それは、ワームにゴム製のチューブを使用することです。
ゴムチューブにトーナメントクローラーを通してフックを刺すだけで身切れする確率がほとんどなくなります。
これは使ってみると実感するのですが、チューブを使用しても動きが悪くなることがありませんし、トーナメントクローラーがボロボロになるまで使用することが出来るため、かなりお勧めです。
よく使用する5.5inchは内径5mmのチューブを使用しています。
アフター期の使用方法
アフターのバスを釣る際によく多用する使い方は、フリーフォールです。
基本、キャストした後はラインを張らずにフリーに落とし込んで使用しています。
トーナメントクローラーが自発的にユラユラと艶めかしくフォールしていきますので、その動きで喰わせていきます。
ロッドでチョンチョンと動かしてアクションを加えたりもしますが、まずフォール中は何も操作を加えず見守ってあげましょう。
トーナメントクローラーのアクションに気づけば自然と寄ってきますので、フリーフォール中にバイトが集中します。
それでもなかなか口を使わないようであればロッドをチョンチョンと動かして喰わせのきっかけを作ってあげましょう。
タックルセッティング
喰わせに特化したトーナメントクローラーを繊細に扱えるロッドを紹介します。
ロッド
レヴァンテ F1-63LVS
野池等の小場所での使用や、サイト戦においてキャストしやすいレングスで扱いやすい一本となります。
また、トーナメントクローラーに繊細なアクションを伝えられるティップセクションとなっています。
デストロイヤー F1st-66XS
フィネスロッドでは何でもこなしてくれるオールマイティなロッドとなっております。
トーナメントクローラーのアクションを最大限に引き出してくれ、6.6フィートのレングスを生かし、沖で浮いているバスに対してロングキャストが可能になります。
ライン
ラインが太すぎると操作しにくくなりますので、細めのラインがおススメです。
糸の存在や糸鳴りを最小限に抑えたり、多少ではありますが強引なやり取りができる4lb.ラインがおススメです。
フック
おすすめはリュウギのフォグショットTCの4番
掛けることだけを考えるとフォグショットTCをお勧めします。
刺さりの良さやバスの口の硬い場所へ掛けたとしても深く刺さりますので貴重な一本を確実にとることが可能となります。
まとめ
アフター期のバスを釣るのにおススメのトーナメントクローラー。
アングラー側でルアーを複雑に動かす必要がなく、フリーフォールで自発的に動かして誘ってあげましょう。
マテリアルの柔らかい素材ですので、チューブを活用しボロボロになるまで使い込むことが可能です。
喰わせに特化したおススメのルアーになっておりますので、アフター期に突入した際は是非使ってみてください。
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